215氏:ヤンキー女4人との・・・



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【080612】修学旅行(一年時)編

ウチの高校は、12月の上旬から中旬にかけての一週間、修学旅行の時期を迎える。通常なら二年時に修学旅行に行くのだが、ウチの高校は本当に変わっていた。当事者の俺達も、時期が間違っている等の文句はあった。
しかし、そういった文句も、説明会で立ち消える。海外での観光やら、沖縄でのお気楽バカンスコース、北陸地方でのスキー三昧、北関東での美味い物巡り、関西での寺院散策などなど。
そんな中、俺はそういった事に面白みを感じなかった。田舎で育った反動からか、都会的なものに興味があった。今でもそうだが、東京自体に憧れを持っていた。
そんな俺にとって興味が湧いたのは、一週間まるまる関東コース。みなとみらいやディズニーランド、当時開通したばかりの海ほたる等の見学等々。一日まるまる都内自由行動も、相当な魅力だった。
説明会後、教室に戻ると、早速1人で自由行動の計画を考えた。
秋葉原の駅前空き地見学(当時、大日本プロレスにハマっていた為)&電器店巡りや、アメ横の田中商店での軍服漁り、新橋駅前のSLでの記念撮影、水道橋の場外馬券売り場等々。
田舎の高校生が絶対に行かないだろう、マニアックな場所ばかりを巡ってやろうと思っていた。また当時地元には無く、99のオールナイトでネタになっていたスタバにも行きたかった。
仲の良い男友達ともその手の話で盛り上がり、絶対に関東コースに行こうという話になった。

放課後、wktkしながら「るるぶ」を買いに行こうと思い席を立とうとすると、突然髪を引っ張られた。そのまま教室の出口まで引っ張っていかれた。
髪を引っ張っていたのはTだった。
俺「痛い、痛いよTさん」
そう俺が言っているにも関わらず、どこか楽しげなTが印象的だった。髪から手を離し、俺をYの席に強制的に着かせる。すると4人が俺を取り囲んだ。4人が4人とも、意味深な笑みを浮かべていた。
I「○○、どこのコースにするんだ?」
Y「沖縄にしようぜ?な?結構きわどい水着、持って行くからさぁ。」
N「お前がスクール水着が良いなら、それでも良いぜ(笑)」
T「沖縄で、あたしらと毎晩のお楽しみコースに決まってるよな?お前のココは正直者だからな〜。」
4人共、沖縄コースに決めていたらしい。俺は4人に恐る恐る本心を打ち明けた。
俺「俺、関東コースに決めてたんだけど。」
そう言うと、4人は一斉に不満を吐いた。
I「あんたなんか、怖い思いするだけだって。東京って怖いだけだよ。」
N「地下鉄とか幾つも乗り場があるんだよ?迷子になるのがオチだって。」
Y「あれだ。お前、吉原に行きたいんだろう?子供はダメなんだよ〜?」
T「ゴチャゴチャ言わずに、あたしらと同じコースにすりゃあいいんだよ!」
こんな事を言ってきた。流石に今回ばかりは俺も譲れないところがあった。正面からぶつかってもダメなので、4人に甘える様に話すことにした。
俺「正直に言うと、沖縄コースで4人の水着が見たいよ。でも、4人の水着姿が他の男に見られるのは癪だなぁ。そんなの堪えられないよ。」
俺「関東コースだったら、二回も一日自由行動があるから、結構楽しめると思うよ?」
俺「買い物するにしても、迷う程いっぱい店もあるし。目移りしちゃうよ。」
俺は懸命に4人にお願いする感じで、なんとかアピールした。
4人は俺の言葉に耳を傾けてくれた。しかしそれでも、全く意見を変えなかった。4人は俺に考え直せとか、お前の為だとか言ってくる。
その日は結局、4人と遅くまで話し合った。4人に迫られる様に説得されると、固い決心も揺らいでしまった。
翌日の放課後、改めて4人と修学旅行の行き先について話そうと思っていると、Yが寄ってきた。
Y「修学旅行の事、考えたか?」
俺「うん、考えたよ。やっぱり・・・」
Y「あたしら4人とも関東コースにする!これで決定。お前に拒否権は無い。ついて来な。」
言われたのは意外な言葉だった。全く予期していない言葉に、思わずYに抱きついた。
俺「ありがとう〜Yさん!めちゃめちゃ嬉しいよ。」
Y「こらこら(笑)誰が抱きつけと言った?」
行き先が決定して、単純に嬉しかった。Yに抱きついたのも、嬉しさを分かって欲しかっただけだった。そんな俺を見ていたTは、
T「○○〜、あたしには感謝無し?抱きつきはYにだけ?」
俺「勿論Tさんにも感謝してるよ。ありがとう。」
Tに抱きつこうとすると、小突かれた。
T「言葉のアヤってもんくらい分かんだろ〜。オツムの弱いヤツはこれだから・・・」
仕方ないなという感じで、軽くあしらう。IとNもそれを見ながら笑っていた。

実は4人が沖縄コースから変更したのには、ある理由があった。それを知ったのは、修学旅行二日目の夜の事だった。
修学旅行二日前の放課後、俺はIに呼び出された。そしてIから、ある事を聞かされた。
I「他の3人には言ったんだけど、今回は関東コースはパスするから。」
俺「なんかあったの?」
I「実はさぁ、新潟にいる叔母さんがどうしても逢いたいらしくてね。急遽北陸コースに変わったの。」
Iはバツの悪そうな表情で話した。俺が仕方ないよと言うと、Iはお前なら分かってくれると思ったよと言った。そして、こんな事も言ってきた。
I「3人との夜は、覚悟を決めとけよ。あたし達の肉奴隷としても、男としても。」
それだけ言って、Iは帰っていった。男として、どういった覚悟が必要なのか、その時は深くは考えていなかった。
確かに覚悟が必要になったが、もっと具体的に言って欲しかった。
Iの直前の離脱という波乱はあったが、無事に修学旅行に出発した。
バスで空港まで行く間、俺は寝てしまった。男友達も朝が弱かった為、完全にダウン状態だった。一方の3人も朝が弱いらしく、御寝んね状態だった。
空港到着と共に目が覚めるが、殆どの人間はぐったりしている。が・・・
周り「ウォッ!スゲェ!」
N「見て見て〜○○。雲だよ、雲っ!」
Y「あんた、めっちゃテンション低いのな。楽しくないか?」
T「ダメダメじゃん、コイツ。まぁアレだ、ジュースでも飲めや。」
俺「ほら、まだ先は長いし。体力温存という事も。」
3人「親父臭い発言禁止。」
飛行機に乗った途端、一行が騒ぎ始めた。田舎の高校生ですよって宣言しているも同然。恥ずかしいじゃないですか。
一日目はバスでの見学がメインだった。
海ほたるの見学の際は、中のコンビニの商品が高かったのが印象的だった。展望台に行くと、辺り一面からの海風が凄かった。激しく、冷たい海風は俺には心地良いものだった。
だが女子には、特にあの3人には耐え難い様子だった。3人とも寒がりだったというのもあったが、それ以上に短くしていたスカートが気になっていたのだろう。
普段からギリギリのラインを保っていたので、強い風が吹くと見えてしまうのは必然だった。
またこの頃になると、その短いスカートの中を撮ろうとする輩がいた。知り合いの中にもそういう職人(?)はいた。改造したカメラを自慢してくるので、そういうのがバレたらヤバいと、何回も警告はしていた。
俺が散々警告していたのにも関わらず、この日をチャンスと勘違いした知り合いの職人・H男が事件を起こす。
H男は以前から「Tって綺麗だよなぁ」とか、「Tと一発やりてぇ」なんて事を俺に言っていた。Tのどこに魅力を感じるのかを聞くと、全部に決まっているだろうと言い、何十分もかけて講釈してきた奴だった。
クラスの殆どからはウザい奴と思われていたが、当人だけが気づいておらず、俺も正直近寄りたくは無かった。

T「なんだテメー?今何した?」
Tの怒号に気づき、振り返った。するとH男が3人に問い詰められていた。Tの表情が尋常ではなく、NもYも少し引き気味だった。
問い詰められている側のH男は、Tがキレているのを自分の良い方向に勘違いしていた。
H男「何もしてないよ〜。あっ、もしかして俺に気がある?」
T「あぁ?テメー何抜かしてやがんだ?今、盗撮してただろが!」
Tのキレ方は半端では無かったがH男の飄々とした態度に、段々とTは声のトーンを落としていった。相手にするのが馬鹿馬鹿しく感じたのだろう。
H男が去ると、寒がりながらも3人は俺の近くに来る。短いスカートを懸命に抑えている姿は、なんとも可哀想だった。
俺「災難だったね。あいつなんか無視しちゃえば良いのに。」
T「お前の為だろ!盗撮されたやつが売られてたら。それ以前にオナネタにされたら、お前どーする?」
俺「うん・・・H男を軽蔑するね。というか、なんか腹立つ。」
T「だろう?ったく、けじめつけさせてやろうか。」
なにやら物騒な雰囲気になりつつあった。NとYが気を利かせて話題を変えたおかげで、その場はなんとか治まった。
その後横浜方面に行き、夕方頃、みなとみらい周辺で自由時間となった。観覧車のイルミネーションがとても綺麗だった。
俺「これが目的の一つだったんですよ。どうです、お姉様方?」
N「うーん、なんとなく分かる。地元じゃあこんなの無いしね。」
T「アンタ、軽いナルシスト?」
Y「顔に似合わねー(笑)雰囲気は良いけど、○○じゃあお話しになりませんよ。」
言われ放題で少し傷ついた。その後、中華街で夕食をとった。おかわりをしたら、3人に笑われた。
ホテルに着くと、明日の予定を長々と聞かされ、部屋に戻った。部屋に戻ると、別グループの男友達を誘って麻雀をした。結構白熱していたので、完全に時間を忘れていた。
ふと時計を見ると1時。そろそろ寝るかと言われ、それに同意。片付けを始めた。だが、俺の部屋の男子達は戻って来ない。
俺「そう言えば麻雀の最中、誰か言ってたな。」
麻雀の最中、どこかの部屋で枕投げがあっているとか、プレステ持ち込んでゲームしてるとか、乱交しているとか。噂になっていた。
コンビニで買った近代麻雀を読みながら、オールナイトニッポンを聞いていると、ノックされた。ドアを開けると生活指導の先生がおり、部屋の男子はどこに行ったかと聞いてきた。
「麻雀をしていたので、分かりません」と言うと、そのまま出て行った。時間が時間なので寝ようとしていると、またもやドアをノックされる。
出てみると、3人がジャージ姿で立っていた。そのまま部屋に上がり込み、ベッドに寝ころんだり座ったりしてくつろいでいる。Tが開口一番、とんでもない事を口走った。
T「お前さぁ、明日の夜部屋に来い。面白い事しようぜ。」
なんてストレートなんだと思いつつ聞いていると、
N「今日、H男がちょっかい出しただろう?あいつに身の程を教えてやるんだよ。お前の手でな。」
Y「アンタには初めて言うけど、あたしらの修学旅行の目的は、アンタの手であたしらを犯して欲しいんだよね。」
何を言っているのか分からないと言うと、
T「あたしはH男、Yはしつこく付きまとってくるK男、NはムカつくA。それぞれの目の前で、お前とやるところを見せつけてやるのさ。」
俺「以前、Iさんがした事を、明日するの?」
Y「正解(笑)」
N「お前にやられてるってだけで、精神的なダメージがあるぜ。楽しみだなぁ、オイ。」
またあんな事があるのかと思うと、いたたまれない気分だった。
二日目の朝、朝食を取りながら昨晩の意味を考えていた。
Tの件は分かる。Tのあれだけの顔つきは、今まで見たことが無いものだった。
Yの件も分からないでもない。確かにその手の話は小耳に挟んだ事がある。
Nの件はどうだろう?Aは男子の中でも人気はある。顔だけなら、Nと人気を二分するくらいの可愛い系。面と向かって話しをした事がないから分からないが、噂では性格も悪くないとの事だった。
まぁ、難しく考えたところで、彼女達の行動を抑えられる訳ではない。

ホテルを出発し、都内へとバスは向かう。バスの中では相変わらずの3人。あんな事を口走った人間とは、到底思えない程のはしゃぎっぷりだった。今日はバスで回るから、気楽に明日の事でも考えようと思った。
二日目は特に事件も無く、様々な場所を巡った。東京ドーム、お台場のフジテレビ、皇居周辺等。夕食は浅草でとった。初日の夕食と比べて、比較的落ち着いた雰囲気だった。
正直な事を言えば、この後の事で頭が一杯だった。ホテルに着くと、Tと夜の事について話した。
T「大丈夫。お前が心配しなくても、こっちで手を回しておくから。安心して部屋においで。」
抜け目の無いTの事だから、大丈夫だとは思うが、それでも少しビビっていた。
しかし時間が経つと恐ろしいもので、俺の不安感は次第に言い様もない苛立ちに変わっていた。気付けば、「H男如きにTが奪われるなんて許せない」という事を考えていた。
今思えば、人間の汚い部分が出ていた。
訳の分からない怒りが頭の中を駆け巡っていた。
部屋では他の男子達がブラックジャックで賭けをしていた。通常なら、俺もその場に参加していたが、この日だけは別だった。
11時を回ったところで、Tが部屋に来た。
T「オイ!○○ッ!テメーちょっと来いコラ!」
と怒鳴りながら俺を引っ張っていった。他の男子達には怪しまれたが、Tの表情を見るなり、皆我関せずといった態度で賭けを続けていた。Tの演技とはいえ、結構迫力があった。

部屋の前まで来ると、Tが言った。
T「わりぃな。演技って言っても、急に部屋で怒鳴って。」
俺「いいよ、分かってた事だし。それより俺、打ち合わせ通りにはしないから。少し乱暴にするから、最初に謝っとく。」
それだけTに告げると、一緒に部屋へと入った。
後から聞いたが、この時の俺の目つきはかなり異常だったらしい。
部屋に入ると予想に反して、誰も居なかった。少し拍子抜けしたが、そんな事はどうでも良かった。
ベッドに近くと無言でTを背後から押し倒し、上から覆い被さった。
T「ちょ・・・ちょっと待て。まだやる事が・・・」
Tの口を強引にキスで塞ぐと、下を一気に脱がせ、股間を弄った。いつもならそういった事はTの得意分野だが、頭に血が上った俺にはどうでも良かった。
Tのマンコの辺りを優しく指でなぞり、指を上下させる。痛がらせるのは嫌だったし、傷つけたくなかった。むず痒い程度だと、Tも悦んでくれると思ったからだ。
Tの息づかいが荒くなると、一気に上も脱がし、露わになった柔肌にむしゃぶりついた。荒々しく乳首を口に含み、激しく舌で責め立てた。Tの苦しそうな声が、更に俺を興奮させた。
T「○○っ、ダメよ。アンタはっ・・・あたしの奴隷よ。立場ってモンが・・・」
俺はTの言葉が演技だと思っていた。事前の打ち合わせで、こんな感じの言葉を言うからと言われていたからだ。しかし、そんな事も気にせず、Tの身体を貪り続けた。
胸からへそ、綺麗な太ももと舌を這わせ、本命のマンコへと辿り着く。淫らなTの部分に顔を埋め、必死に舌で舐め回した。自分自身、頭がおかしくなりそうだった。
ある程度舐め終わると、顔を上げて、Tに宣言する様に言った。
俺「俺はTさんの奴隷だよ。だけどね、自分以外の男にオナネタにされたり、抱かれるのは嫌だ。Tさんは・・・俺だけの御主人様だ!」
そう言うと、咆哮寸前のモノをTの目の前に突き出した。何も言わず、Tはモノをしゃぶってくれた。
不満も言わずフェラしてくれるTは、どこか安心した様な表情だった。強弱をつけた絶妙な舌使いに、耐えるのに必死だった。
Tの口からモノを離すと、名残惜しそうな目つきでモノを見ていた。モノをTの秘部に当て、挿入の準備をしようとすると、
T「なぁ、○○。入れてくれよ。指で遊ばれてたら、我慢できなくなって・・・」
Tの言葉に俺は黙って頷くと、Tの中に挿入した。何回も経験しているが、やはりこの時はいつでも新鮮な感覚だった。
中に入って暫くすると、Tの締め付けがきつくなった感じがした。そのまま出したい衝動に駆られたが、耐えながら腰を動かした。Tの腰を支え、打ちつける様に前後させる。
腰を前後していると、やはり締め付けが気のせいではないことに気づいた。しかし、俺自身の限界も近づいていた。
俺「Tさんを絶対にH男に奪わせない!俺の・・・俺だけのTさんなんだっ!」
そう言って、Tの中で俺は果てた。締め付けや様々な興奮する要因があったと思うが、いつも以上に出たと思う。
行為が終わっても、異常な興奮が続いたままの俺は、もう一度Tを抱いた。バックからTを貫き、二度目はTの顔に出した。
綺麗なTの顔が俺の精液で汚される。雪化粧をしたTの顔は、いつも以上に淫らだった。

全ての行為が終わり、余韻に浸っていると、目の前のカーテンが少し開いている事に気づいた。
そしてTが立ち上がってそれを勢いよく開けると、ベランダには涙目のH男を縛りつけているNとYの姿があった。
縛られているH男は下半身を露出させられ、モノが勢いよく起っていた。
NとYは面白いものでも見るかの様に、それをじっくり観察していた。また、Nの手には部屋に置いてあったお絞りが握られていた。ガラス扉を開けると、
Y「ご両人、よ〜く見ておいてね〜。こっちもそろそろ終わらせるから(笑)」
そう言うと、Nがお絞りをH男のモノに被せ、その上から手コキを開始した。握られただけでも反応したH男のモノは、あっという間に暴発した。
T「いい気味だ。散々お前には手を焼いたからな。なぁ、○○?」
俺は、そう言うTを後ろから抱きしめ、これでもかと首筋にキスの雨を降らせる。
T「コラッ、誰もそこまでやれなんて言ってないんですけど(笑)」
俺「嫌だ。二度とTさんに近づけさせたくない。俺、嫌だよ。」
Y「うわぁ〜。見せつけちゃってますよ。どうします、奥さん?」
N「正妻(笑)のあたしとしても、やっぱり退けませんわ。コイツでストレス発散ですよ。」
暴発したH男のモノを足で弄り、顔や腹部をその足でなぞる。H男は目を閉じ、我慢していた。
Tがその輪に加わると、さらに激しさが増した。勢い余って顔を蹴ったり、俺が出した精液を塗りつけたり。最後はもう軽いリンチの状態。
H男はその後、ジャージ姿に戻され、部屋に帰っていった。Tは満足気に俺を撫でると、
T「部屋に戻れ。後はこっちで処理するから。それと・・・ご苦労様。結構面白いな、コレ。」
と笑顔で言った。俺は部屋に戻り、そのまま眠りについた。時計は1時近くになっていた。
三日目は都内見学第二弾。昨日の出来事の余韻からか、3人はバスの中で俺にセクハラをしてきた。スカートの中をわざと見せたり、手を股間に当ててきたり。
流石にバレるのが目に見えていたので、必死に3人をなだめた。3人の独壇場はその日の夜も続いていた。夕食時、今日はYの番だと話し、昨日と同じシチュエーションでやろうという話になった。

YにつきまとっていたK男は、高校ではそんなに目立った方ではなかった。しかし、H男と同様、盗撮が好きというどうしようもない人物。
K男とは直接の知り合いではなかったが、H男が数少ない同志だと話していた。そんな事で連帯感を生んでも仕方ないのにと感じていた。

夕食が終わり入浴時間になっても、昨日の夜の出来事が頭をよぎった。Tはあれを受け入れてくれたが、Yはどうだろうか。
演技とはいえ、無理やり犯す様な真似は、Yの自尊心を傷つけるのではないのか?そんな事を考えていた。
今日も11時頃にお迎えが来る。今日のヒロイン兼黒幕はYだ。
昨日のホテルとは異なり、今日はベランダ的なものが無い。昨日と同じシチュエーションと言っても、どうするのか分からなかった。

Yが迎えに来た時、部屋には俺しか居なかった。他の男子は相変わらず、プレステを持ってきている奴のところでゲームをしていた。
俺「お疲れ様です、ご主人様(笑)」
Y「女王様って言えよ(笑)まぁ、今日に限ってはアンタがご主人様になるんだけどね〜。さぁて、そろそろ行きますか?」
俺「一つだけ聞いて良い?K男って、H男みたいになんかやらかした?」
Y「直接的な事は沢山あるよ。アンタには言ってないだけ。」
俺「ストーカーとか、そういう感じ?」
Y「んー、それもある。主には盗撮というか、視姦て言った方が適切かな?」
部屋に入る直前、Yに俺は言った。
俺「昨日はTさんを犯した格好になったけど、今日はどうするの?俺がまたやって良いの?」
Y「いや、今日は恋人気分で。ほら、見せつけるにはそれが一番だから。」
俺は頷いて、Yの言うとおりにした。恋人気分というからには形だけでもと思い、腕を組んだ。Yもそれに乗る形で、俺の肩に頭をもたれかかってきた。Yの髪からは、シャンプーの良い香りがしていた。

Yと共に部屋に入ると、部屋は特に変わった様子は無かった。正直に言うと、部屋は俺達の部屋より広かった。羨ましかった。
腕組みしたYはいつもの強気なヤンキー娘ではなく、一人の女性として魅力的だった。抱きたい衝動に駆られた。右腕には心地良い重さと、何度触っても飽きない豊満な胸の感覚が伝わっていた。
Yと濃厚なキスを交わす。ねっとりと絡みつく舌が、なんとも淫らだ。抱き合いながらベットに寝転ぶと、Yの表情がいつもと違うことに気づく。
見下す感じではなく、好きなものを見るような感じだった。
Y「好きだよ、○○。今日は離さないからな?」
面と向かってそう言われると嬉しかった。演技だと分かっていても、Yの魅力的な表情に次第に引き込まれていく。
俺「ねぇ、俺、我慢できない。Yさんが欲しい。」
Y「がっつくのは雰囲気がないよ。でも、今日は許す。」
許可が下りたことを確認すると、Yのジャージを優しく脱がしていった。Yも俺を脱がせる。普通なら余りにも恥ずかしい光景だが、この時ばかりはどうでもよかった。
全裸になり、互いの体温を感じあうかの様に慰めあった。Yとの69や情熱的なフェラは、優しさと気持ちよさがあった。
俺もYに感じて欲しかったので、懸命にクンニした。奉仕ともとれる行為にYは、俺の頭を自分の秘部に押し付ける。秘部だけでなく、蕾やアナルも可愛がる。
Y「アナルはくすぐったいよ〜。もっと違うところ責めてくれよ。」
その一言を受け、秘部を丁寧に舐め続けた。ある程度舐めると、俺はYにお願いした。
俺「Yさんのおっぱいを独り占めしたい。パイズリしてもらえるかな?」
Y「仕方ないなぁ、エッチなココにお仕置きしてやるよ。」
そう言うと、豊満なその胸でモノを挟み、柔らかい双丘でしごきはじめた。学年で一番の胸を独占しているという事実と、なんともいえない刺激が脳内を巡っていた。
挟みながらさらにその刺激の度合いを高めていくYは、どこか楽しげな表情だった。いつものYの征服感に満ちた顔つきだった。
上目使いで見つめるYは、淫乱の一言だった。恋人気分から、一気に痴女のYへと姿を変えた。彼女のパイズリの気持ちよさに我慢できなくなり、射精欲が頂点に達した。
Yにその瞬間を見て欲しいと思い、モノを引き抜くと、勢い余ってYの顔に出してしまった。最初Yは驚いていたが、つぎの瞬間にはモノを口に含み、精液を飲んでいた。
カリ首や尿道を刺激しながらのその姿は、痴女そのものだった。モノを綺麗にすると、そのまま自分の秘部へと導き、無理やり挿入させられた。
モノ自体は勢いを失っておらず、膣内でもさらに自己主張をしていた。俺はそれを良いことに、欲望のままにYを求めた。欲望に身を任せ彼女を求める俺の頬を、Yは優しく撫でた。
Yを激しく求め、その快感のたけを彼女の胸元へと放出した。二回目なので、量こそ最初程ではなかったが、確実にYは俺の思いの表れを受け止めてくれた。
果てた俺を気遣いながら、後の処理をしてくれた。
Y「いっぱい出したね〜。苦かったけど、また飲ませてくれるよな?」
それだけ言うと、モノに優しくキスをした。心地よさの中、ふとYを見ると先程まで着けていた下着を着けていた。
Yが動きだしたところを見ると、恐らくまたどこかで俺達の交わりを見せつけていたのかと思った。実際その通りだった。
Yは俺の手をひくと、部屋の端の方へと連れて行く。そこはちょっとしたクローゼットだった。近づくと、なにやら人の気配がした。
扉を開けると、K男がモノを起たせながら、呻いていた。しかし今回は縛られたり、そういった感じでは無かった。
Yと俺がしていたのを見ていただろう、K男のモノは怒張していた。
それだけではなく、よく見ると、クローゼットの床に液体が付いていた。K男の精液だった。たまらず自身を慰めていた様だ。Yは携帯で誰かと話していると、すぐにNとTが部屋に入ってきた。
Tの手にはポラロイドが三枚握られていた。よく見ると、昨晩のH男の全裸写真とK男の全裸写真だった。
T「あたしもYも、こんな奴らに盗撮されてたなんて。でもこれで立場は揺るがないけどね〜。」
Y「手出ししたらコイツが校内に回るからって言ったら、素直にあたしのエッチ見てやがる(笑)オナニーまでは許可してないけどね。」
K男はYに懇願する様な表情をする一方、俺には睨みつけていた。
Y「○○はあたしの旦那になる予定なの。お前の恋のライバルとか、そういう対等な立場じゃないの。分かる?」
Yが発言すると、すかさずNとTがK男に近づき威圧する。
Y「○○〜、あたしの事どれだけ好き?コイツに分からせてあげてよ。」
Yの発言を受けて、俺はYの胸を揉み、首筋や耳に舌を這わせた。くすぐったいのか感じているのか分からないが、「ンッ、ンッ」と声をあげる。
T「ホラ、お前の好きな人が感じてるよ?お前のモノが愛おしいみたい。」
N「お前もYに見てもらえよ。派手にイクところを。」
2人に言われるがまま、K男は勃起させたモノを慰めはじめた。我慢できなかったのだろう、まさしく猿の状態だった。
K男に見せつける様にYの胸を露出させながら、執拗に胸を弄る。鷲掴みにし、歪な形になったYの胸は今でもはっきりと覚えている。
Yも嬉しそうな表情だった。妖艶なYの目つきは、K男にはたまらないものだっただろう。
Yの淫乱な姿と己のオナニーにより、K男のモノは勢いよく暴発した。その光景を軽蔑するかの様な視線で眺める女子3人。当事者の俺は、それを見ながら一人脱力感に襲われていた。
射精したK男を、彼が所有するカメラに収めた彼女等は、それをネタに脅す。
T「綺麗に撮れたね〜。さっすが盗撮の天才!」
N「変態には変態なりのお仕置きが必要だね。ま、これでふざけた事はできないわな。」
Y「あたしにこれ以上関わると、コレがいろんなところに出回るって思ってね。分かったら今日の事は・・・」
3人の脅しに屈したK男は、屈辱感にまみれた顔つきで部屋に帰っていった。彼女等はその後ろ姿を見ながら、満足げにタバコを吸っていた。Yの笑い声を聞いていると、相手が誰だろうが容赦しないという残忍さを感じた。
俺は3人とくつろいでいたが、内心はヒヤヒヤしていた。今回で被害者は3人目。いつかバレる可能性も否定できない。
俺も部屋に帰され、修学旅行二回目の凶行は終わった。
四日目のこの日は一日都内自由行動。朝から晩までいろんな所を歩き回った。半分は3人の買い物に付き合わされたが、俺の行きたい所も行けたので、満足だった。
特に当時地元に無かったスタバに行けた事は、何より嬉しかった。新橋駅前のSLには3人とも、「ここって、観光スポット?」と首をかしげていた。
行く先々では、3人の性的悪戯に翻弄されたり、荷物持ちをさせられた。しかし、3人の笑顔は何より嬉しかった。夜の事がメインと言っても、このコースに誘ったのは俺だったので、責任感は感じていた。

ホテルに戻り、普段よりも早めに食事を終え、3人と話をしていた。今日の主役はNだ。どうやってAを誘うのかと聞くと、
N「強引に連れてくるさ。なんか抵抗したら、蹴り入れれば文句なし。」
Nの語気はさほど荒くなかったが、目つきは真剣だった。
食事後、いつもの様に4人でミーティングをしていた。今回のターゲットはA。前にも書いたが、Nが彼女を憎む理由が見当たらない。
Nはクラスでの人気を気にする人間ではないし、かと言って孤立しているわけでも無い。一方のAは、性格も顔も良く、男女問わず人気がある。

Nにはミーティングで「どんな状況だろうと、あたしを離すな。これだけは守ってもらう」とだけ言われた。

11時半過ぎに3人の部屋へ行くと、そこでは女同士の修羅場が待っていた。AとNが激しく口論しており、YとTがAの背後に立っていた。
A「私、なんでアンタに呼ばれたのか分からないんだけど?」
N「はぁ?何言ってんの、お前。理由なんか決まってるだろ!」
激しいやりとりの中に俺が部屋に入っていくと、Nが急に俺に抱きつき、キスを始めた。その光景に呆気にとられたAを、YとTが羽交い締めにする。
Nの突然のキスに俺は動揺した。動揺したのは俺だけでなく、Aも同じだ。我にかえったAが顔を赤らめながら言う。
A「な、何してんのよ。あんた達。」
俺の唇を奪ったNが振り返り、Aに向かって言い放つ。
N「何って・・・あたしの肉奴隷に、あたしなりの挨拶してるだけ。アンタには関係ないでしょう?」
A「肉奴隷って・・・あんた正気なの?○○君もそんな事言われて良いの?」
N「正気?う〜ん、これが当たり前なんだけど。あ、言っとくけど、○○はあたしの所有物だから。」
Nのとんでもない発言に、Aは混乱していた。しかし、Aも言い返す。
A「あんただけって・・・何それ。ワケ分かんない。」
Aがそう言うと、Tが後ろ手にし、Aをビニール紐で縛る。Yもすかさず、
Y「っるせぇよ、テメー。いちいち細かく口挟むんじゃねぇよ。」
と、罵声を浴びせる。
Nのキスで俺は、Nを抱きしめ、そのままベッドに押し倒した。女子3人に見られているという異常な雰囲気の中、Nのジャージを剥ぎ取り、自らも脱いだ。
そしてNの秘部に顔を埋めると、激しく舐め始めた。Nは感じているのかAに見せつけているのか、喘ぎ声をあげた。
N「ンッ、ンッ。いいよ、○○。もっとして。」
リクエストに応える形で、秘部を広げさらに舐める。Nも腰を押し付けるように、俺の顔に秘部を当てる。流石に三日連続の事なので、舐めるのには慣れていた。
欲望のままNを責めていた俺に、Aは叫ぶ様に言った。
A「○○君、やめて!そんな女のどこが良いの?お願いだから、その女とするのはやめて!」
その声に一瞬、舌を止めた。目の前の欲望に身を任せて、Aに見られている事にハッとなった。
Aの懇願に気をとられた俺に、Nが声をかける。
N「お前、女に見られてるからって、ビビってるんじゃねーよな?それとも、あの女が気になるか?」
俺はNとAに板挟みになる形になった。Aの言葉も気になったが、それ以上に俺の心にはNの存在が大きかった。今まで俺の事を気にかけたり、優しくしてくれたNを裏切る真似は出来なかった。
馬乗りの体勢になり、Nの目の前に勃起したモノを突き出すと、しゃぶってくれた。優しく、そして愛おしく。悪気は無いが、その時の俺はAに対してN程の感情は無かった。
Nの懸命なフェラに、次第にモノが熱くなったいくのが分かる。Nは俺の感じやすい部分を分かっており、そこを徹底的にむしゃぶりついた。
俺はチラッとAを見ると、嫌がりながらもその光景を見ていた。
Aの変化に気づいたのは、Tだった。
T「ん?おいおい、見てみろよ。こいつ泣き始めたぜ。」
それに呼応するようにYが、彼女の股間を弄る。
Y「うわー、見てよ○○、N。あんた達見て、こんなに濡らしてるよ。」
俺達がAを見ると、唇を噛み締めながら、泣いていた。そしてその股間は既にYによって露わにさせられ、しっとりと濡れていた。
Aは嫌がり足を閉じて股間を隠そうとするが、TとYがそれを阻止する。2人で強引に足をこじ開けると、TがAの股間に隠し持っていたバイブを当てていた。
初めての刺激だったのだろう、Aの感じ方は尋常では無かった。表面の部分にしか当てていないのに、ものの数分でイってしまった。
イった後もなお、Tはバイブを当てていた。Aも最初こそ声を押し殺していたが、次第に喘ぎだした。
A「こんなの・・・○○君に見られてるのに・・・嫌なのに。」
Aの表情が色っぽくなっていった。
N「あんまり焦らすと悪いから、そろそろ本番いっときますか。」
Nの声が若干うわずっていた。Nの言葉の意味を汲み取り、俺はNの膣内に挿入した。普段と違い、締まりがキツいように感じた。
Nと一つになった姿を見たAは、俺に罵声ともとれる言葉を発した。
A「○○君がそんな人だとは・・・思わなかった。ヒドい、ヒドいよ○○君。」
Aは侮蔑した目線だった。その言葉とは裏腹に、股間からはAの体液が溢れていた。
N「ダメよ○○〜。他の女を見ながらなんて。」
Nは駄々っ子の様に甘えた声でねだると、キスしてきた。「もう駄目だ、Nしか見えない」と思い、一気に激しくスパートした。
そして無我夢中でNにしがみつきながら、その中に出してしまった。入ってくるのを感じたNも、嬉しげな声で、
「○○〜、○○〜。大好き。」
と言った。
Nの中でイった俺は、軽い罪悪感にさいなまれていた。そんな俺にYとTが声をかける。
Y「Nの嬉しそうな顔見てると・・・アンタ、マジでNの旦那にぴったりじゃん。」
T「羨ましく見てるのは、あたしらだけじゃ無いみたいだよ。」
恐る恐る横を見ると、Aが羨ましそうな表情で見ていた。股間は責められ、何度もイったのだろう。それを見ていたNが、またとんでもない事を言い出した。
N「あたし達だけ気持ち良くなっても、なんかAに申し訳ないよ。そこで慈悲深いあたしが、肉奴隷○○を一回だけ貸してあげる。お前、○○が好きなんだろう?良かったじゃねぇか。初体験が好きなやつで。」
初めて聞いた。Aは俺の事が好きだったというのだ。驚いたし、昔の俺なら喜んで付き合って欲しいと言っただろう。
Nの言葉は、Aに決断を迫った。そして快感に負けたAが、こんな言葉を発した。
A「もう我慢できない。お願い○○君、私の初めてを奪って。生殺しなんて・・・見てるだけなんて嫌!」
ニヤニヤしながら、3人は見ていた。Aが可哀想に思い、俺は彼女を抱く事を考えた。俺はNに了承を取りつけると、Aに近づき
俺「Aさん、ゴメンね。Aさんが俺を好きなのは、嬉しいよ。普通ならAさんに付き合って欲しいとか言うと思う。だけど今は、Nさんの言葉通りなんだ。俺はこんな男だよ。」
A「やめて、自分をそんな風に言わないで。」
俺「俺みたいな男で良ければ、Aさんの相手をさせて貰いたい。せめてもの救いっていうか・・・」
A「うん、あの・・・お願い。」
そう言ったAの手を解放し、優しくキスをした。Aもそれを受け入れ、俺の頭を引き寄せた。
Aをベッドに導くと、そのままマンコを舐めた。色は薄いピンクで、まだ汚れがない事を暗示していた。
丁寧に舐め、彼女を気持ち良くさせたかった。Aも分かってくれた。恥ずかしがりながらも、マンコをさらけ出してくれた。舐め続けていると、
A「○○君のも、欲しい。」
そう言ったので、Aの目の前にモノを出した。一度Nに入っていた事を忘れたのか、躊躇いもなく口に含んだ。
フェラは正直下手だったが、一生懸命さが伝わった。懸命にしゃぶりつくその姿に俺は興奮し、Aの口の中で次第にモノを勃起させていった。
N達が物静かだったのが気になったが、今はAに集中することにした。準備が調うと、
俺「痛かったら、言ってね。無理にはしないから。」
Aに囁く様に言った。Aも頷き、真っ直ぐに俺を見つめた。
Aのマンコにモノをあてがうと、ビクッとAの身体が震えた。いよいよその時を迎え、高揚しているのだろう。
俺はゆっくりとAの中に挿入した。中はキツく、ある程度進むと、何か違和感があった。
A「○○君、私を女にして。多分、○○君だったら、痛いの我慢できるから。」
Aの言葉を信じ、一気にAを貫いた。歯を食いしばって我慢していたAも、さすがに痛かった様で、爪を立てて俺の背中をかきむしる。
処女膜を貫いて暫くは2人で抱き合っていたが、Aから動いて欲しいと頼まれた。頼まれれば断るのは申し訳ないので、ゆっくりと動いた。
最初は気のせいだと思っていたが、Aの締まり具合がとても凄かった。動いている内にそれが気のせいではないと分かったが、搾りとられる感覚だった。4人とやった経験があっても、彼女達とは違った感覚だった。
Aの強い締め付けの中、たまらずに引き抜き、太ももに射精した。血と精液が混じった、薄気味悪い色の液体は今でも忘れられない。

俺は精液を出し終わりAに近寄った。
Aに声をかけようとしたその時、ドスンという鈍い音と共に、腹に衝撃が走る。
A「よく私の処女を奪ってくれたね。感謝するよ、○○君(笑)」
俺「Aさん?なんでこんな事するの?3人も、なんで笑ってるの?」
N「ゴメンね〜、○○。Aが○○の事好きだって言うからさ、協力してやったんだよ。」
A「確かに○○君は好きだよ。処女を奪ってもらったのも、感謝してる。でも、それは終わり。今からは、○○君の5人目の御主人様になるの。」
彼女達が何を言っているのか、分からなかった。
目の前の彼女はいつもの優しげなAでは無く、性悪な女王様と言った方が適切だろう。更にYとTが続ける。
Y「お前の事を話したら、『こんな面白い事、私にもやらせろ』って言ってくるからさぁ。」
T「みんなお前の事は好きだよ。でも、愛情表現ってそれぞれ違うじゃん?Aの場合、これがお前に対する愛情表現なんだって。」
ミーティングの時よりも前に、2人は知っていたのだった。AとNが共謀して、俺を改めて調教しようとするのを。
N「○○、良かったな〜。これからはAも遠慮なく抱けるんだぜ?男に生まれて良かったなぁ。」
A「まぁ、簡単には抱かせないけどな。○○君も頑張ってクンニしてよね?」
もう、目の前で起こっている事が信じられないものばかりだった。純情そうだったAと、見るからにヤンキー娘なNが肩を組む光景は異常なものだった。
その後、2人は面白がるように本音を語りながら、その本性をさらけ出した。そして、NによるAへのフェラ講義となった。実験台は俺。
YとTは俺を逃げられない様に、手足をベッドに縛り付けた。逃げられない状況で、俺は二回イカされた。
正直、Nには感情が移りかけていた。TやYにも同じように、奉仕してもいいと思っていた。
これから俺の御主人様になるAにも、同じ感情を抱く事が出来るか不安だった。

この日、訳も分からず泣きながら部屋に帰った。意味も分からず涙が出た。考え様によっては、ハーレム的なものなのだろうが、そんな事は到底考えられなかった。

翌日からの2日間はディズニーランド自由行動。
昨日からのショックで泣いて寝ていたので、目が腫れていた。男友達には、ホームシックになったかと笑われた。移動中も1人でムスッとして、窓の外を見ていた。
相変わらずTやYが横に座っては、股間を弄っていたが、勃起しながも不機嫌な顔をしていた。 五日目は不機嫌な感じで一日が終わった。勿論、TやYがこの日の相手だった。初めて気分が乗らない中、セックスした。気持ち良かったが、心の中では色んな感情が渦巻いていた。
その事を2人に話すと、初めて2人から慰められた。地元に帰ったら、今度は3人でホテルに行こうという話になり、俺も了解した。
Tは「気持ち良いセックスをしたいので、ちゃんと機嫌をなおせ」と言った。Yは、「失神するまでパイズリしてやる。地元に帰ったら、ホテルに行くまでオナニー禁止!」と言った。
六日目の一日中自由行動は、4人に連れ回された。金魚の糞状態の俺を気にもかけず、4人とも楽しげにあちこちを駆けずり回った。
ゆっくり出来たのは飯の時間と夜のパレードくらいで、それ以外は良いように扱われた。

修学旅行最後の夜は、4人と話すだけだった。特にエッチな行為は無く、地元に帰ってどうするのかという話が中心だった。
TとYの3人でホテルに行く日は決定しており、NとAのそれぞれとは別の日にやる事で決定した。
Iはどうするのかと聞くと、「五回戦いけるか?いくらなんでも無理だろ。」「6人だと普通にホテルは無理。青姦しかねーよ。」等、思い思いの発言が出た。

A「明日は早いし、そろそろ帰るよ。○○君、帰ろう。」
Aに連れられる形で腕組みさせられた。Nがあたしもとか言って、結局2人に部屋まで送ってもらった。
帰りの飛行機内では、4人とも寝ていた。狂気の夜からやっと解放される事に安堵し、俺も寝た。

学校に着いたら、先に着いていたIが4人に加わり、5人組へと肥大化していた。
修学旅行から数日後の終業式の日、5人から呼び出され、冬休みの予定は5人それぞれと過ごすように命令された。
新たにAが加わった事で、さらに4人の痴女・女王様っぷりに磨きがかかり、冬休みは責められっ放しだった。
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【080626】それぞれの進路編

高校時代5人に弄ばれ良いように使われたが、時間と共に仲良くなっていった。
二年、三年とクラスは別れたが、5人とはそれぞれセックスした。相手が相手だけに、なかなか主導権は握らせてもらえなかった。制服プレイが好きだったので、休みの日でも着替えてもらう事が多かった。
と言うより、もう離れられないのは俺の方だった。

高校生活も二年の冬からそれぞれ進路について考えはじめた。俺は地元の大学には興味がなく、特にそのままエスカレーター方式での大学進学を快く思わなかった。
親族・家族との関係もギクシャクしていたので、地元から出たいという思いも強かった。

三年のある日の放課後、5人と学食で進路の話になった。I以外の4人はそのままエスカレーター方式で進学し、Iは地元の専門学校に行くとの事だった。5人共、地元に残るとの話でまとまっていた。


俺は5人に進路の事を話した。地元には残らず、県外の大学に行く事。そして、その考えの根幹。
それを聞いた5人は、それぞれの反応を示した。
I「分かった。お前の考えにはどうこう言わないよ。」
N「なんで?一緒に・・・一緒に大学行きたかったのに。」
A「皆で会えなくなるじゃない!それは唐突過ぎる。」
Y「お前、散々あたしで楽しんでおいてそれかよ。ふざけんなよ。」
Tに至っては、無言で近づき二回ビンタされた。二回目の後胸倉をつかまれ、無言で睨まれた。よく見ると、口を噛み締めていた。

俺はただ「ゴメン。これが、俺が出した結論なんだ。」と言った。いたたまれない気持ちだった。
俺は5人に対する謝罪しか頭の中になかった。


本音を出した俺に、5人はよそよそしくなった。学校でも他人行儀な感じになり、次第にセックスどころか、話しすらしなくなった。
三年の夏には、5人は全く目すら合わせなくなった。これは本格的に嫌われた。もう5人共、俺の事なんてなんとも思わないのだろう。そんな風に考えた。

5人の事は忘れよう、受験に集中しよう。そう思い、これまで以上に勉強に集中していった。推薦等を使わず、一般でいくとの決意で、苦しみながらも最後まで勉強した。
母校となった大学の受験日ですら、誰も言葉をかけてくれなかった。やはり、俺自身の選択は間違っていたのだろうかと、受験後そう考えていた。
取り返しのつかない選択をして、結局は淋しい思いをしたと思っていた。
地元に残る事を選んだ5人は、よく談笑をしていた。どこか楽しそうだったのを、羨ましく見ていた。


大学も合格し、俺には何の迷いもない筈だった。
5人もこれで俺を捨ててくれる。一年の頃なら喜ばしい事なのだろうが、心にはぽっかりと穴が開いた気分だった。
ここでまた5人に関わると、俺は何を言われるか分からない。悲しい思いをするのは俺だけならいい。所詮は肉奴隷。身分違いも甚だしい。そう思っていた。

卒業の日まであとわずかになった夕方、偶然にもNと廊下で会った。進路が決定した者の名前と行き先(大学名や企業名等)が張り出してある掲示板の前だった。

俺「あっ、Nさん。」
N「よぉ、○○君。おめでとう。行きたい大学に行けて。」
俺「ありがとう。まぁ、僕にはお似合いな三流大学だけどね。」
Nの他人行儀な形だけの祝福の言葉は、物凄くキツく感じた。
N「それで、何しにここに?進路決定で黄昏にでも?」
俺「いや、なんとなく。淋しいからかな?」


N「自分から地元捨てといて、それはないでしょう。なんかその言葉、おかしい。」
俺は何も言えなかった。Nの言うとおりだった。俺はNの顔さえ、まともに見る事が出来なかった。俯いていた俺に、Nが言葉をかける。
N「まぁ、そこまで言うのは酷か・・・たださぁ、やっぱりあたしも淋しい訳よ。他の4人もね。」
Nの本心が聞けた事の驚きがあった。嬉しさも勿論あった。俺の事を少しでも思っていてくれた。
俺「あのね、Nさん・・・」
N「ちょっと待って。ここじゃゆっくり話せないから、とりあえずマック行こうか。」
体育祭の時に行った、あのマックに行く事になった。行く途中、Nには申し訳なかった。今まで引っ張ってもらった事もそうだが、最後まで気を使わせてしまった。


適当に注文し奥の席に着くと、Nは本題に入った。
N「県外の大学って、あれだろ。学費以外にも生活費とかもかかるんだろ?同じ大学なら、少しは援助できたのに。」
俺「それって、マズくない?逆援助になるよね。」
N「まぁ、代わりにあんたの身体をもらうけどね〜。それくらい離れるのは嫌だってこと。」
とんでもない事だが、Nの言葉は嬉しかった。思いきって聞いてみた。
俺「ねぇNさん。他の4人も同じって言ってたよね?」
N「あ〜、うん。前にTがあんたをビンタしたろ?あの後色々話ししたけど、悔しがってたよ。YとAは考えていたっぽいし。Iはサバサバしてたけど。」
俺「やっぱり、僕が自分で選んだ道は、誰かを傷つけるんだね。親戚ともそういう感じになったからね。」
自分が嫌になった。彼女達に嫌な思いをさせてしまった。


俺「みんなに進路の事を話した後ね、よそよそしい感じになったじゃない?その時、5人が俺を嫌って、他の男と付き合うんじゃないかって思ったんだ。」
更に俺は続けた。
俺「正直嫌な事だけど、それがみんなにとって良いことなら、僕は良いと思ったんだ。僕だけが淋しい思いをすれば、全部が解決するなら・・・」
今まで思っていた事の全てを話した。もう、心が保たなかった。5人の思いを踏みにじったばかりか、都合の良い言い訳で逃れた自分。そんな俺にNは優しく言った。
N「あたしらは、あんたが合格できるように・・・勉強に集中できるように顔を合わさなかったの。あんたの性格ならシカトされたら、そっちの方に集中するって思ったからね。」
俺「全部分かってたんだ・・・」
N「うん。ホラ、やっぱりそこはあたしらの奴隷でしょ(笑)ある程度はみんな感じてたわけ。」


俺「嫌なヤツだね、僕は。みんなの思いを台無しにしただけじゃなくて、期待に応えられなかったんだから。」
N「期待っていうか、やっぱり第一志望には合格して欲しかったのはあったね。全部落ちたなら、それはそれで一年間は遊べるから良いんだけどね・・・」
そう言ったきり、2人で沈黙してしまった。俺は俯いて、恐らくNはそれを見ていたと思う。後悔し、そして自分を責めた。
どれくらい時間が経っただろう。気づいたら外は暗くなっていた。再びNの顔を見て言った。
俺「ゴメンね。こんな時間まで付き合わせてしまって。」
N「いいよ。久々だったし。それに、あんたの事が心配だったし。」
Nの優しい言葉に、俺は堪らなくなり言った。
俺「ねぇ、Nさん。これから時間ある?」
Nの目を見つめ、応えを待った。即座にNは、
N「勿論。あんたに割く時間なら、卒業まで沢山あるよ。」
その言葉を聞いた俺は、Nの手を取って店を出た。


俺は無性にNとセックスしたかった。勢いで店を出たのは良いが、ホテルには制服姿では行けなかったので、どうしようかと思っていた。それを見てNが笑う。
N「あんた途中までは良かったけど、やっぱりどっか抜けてるな〜。いいよ、ウチにおいで。」
俺「家族とかは?」
N「今日は親戚と一緒。親戚の家に泊まるから、帰らないって言ってた。」
今までとは逆に、Nに腕組みをされ、引っ張られる様にNの家に行く事になった。Nは嬉しそうだった。

誰もいないNのでかい家は、よりだだっ広く感じた。家に上がると、腕組みしたまま部屋に直行した。
部屋に着くと鞄を床に置き、俺の方からNにキスをした。鼻息が相当荒かったと思う。Nが唇を離すと笑いながら、頬を掻いていた。それでもNをまっすぐ見つめて、ベッドに2人で寝込んだ。
Nが照れくさそうに笑っていたが、その頬にキスしながらゆっくりと服を脱がしていった。


Nの上半身を脱がせ、ブラだけになった。黒のブラが目の前に露わになった。ゆっくりずらし、舌先で乳首を突っつくように舐めた。
N「もう、くすぐったい。舐めるんなら、ちゃんとしてよ〜。」
それでも舌先で円を描くように、Nの乳首を舐めた。続けていると、笑っていたNの声が次第に変わっていった。
それに気づいて、俺は右手をスカートの中に滑り込ませた。指先で太ももから股間に向かって指を這わせた。それに反応したのか、ピクッと身体が動いた。
パンティの上から、指の腹でマンコを縦になぞると、腰を上げたような感じがあった。優しく丁寧に上下を繰り返すと、Nの息づかいが荒くなった。
N「もういいよ。○○のオチンチン舐めたい。じっとしててね。」
そう言うと制服のチャックを下げ、勃起していたモノを取り出した。竿の部分を手でしごきながら、先の方をいやらしくしゃぶり始めた。


俺はモノだけ突き出すと、Nは懸命にフェラしてくる。先だけじゃなく、玉や筋、カリなどまんべんなく舐める。
ジワジワと熱くなる感じが分かる。Nも「○○が脈打ってる。分かる?」と、嬉しそうに話してきた。
俺「Nさん、入れたいよ。だめ?」
N「準備はできてるよ。下も大丈夫。」
その言葉を聞いて、Nのパンティを脱がしにかかった。Nもそれに併せて、腰を上げる。露わになったマンコにモノをこすりつけると、「ン、ンッ。」と声をあげた。
Nの愛液がまぶされたモノを一気に挿入すると、俺もNも「ンッ」と呻いた。久しぶりのNの膣は、前よりも締まりがいい感じがした。
試験勉強でオナニーもしていなかったので、恐らく限界が早いと思い、最初はゆっくり動いた。


Nの中は熱く、それを感じてさらに大きくなった感じがした。Nと繋がっている事に興奮した俺は、冷静さを失い、激しく動いた。
Nも呻き声から、嬌声に変わっていた。俺も限界になり、Nの膣から引き抜くと、腹部に精液を出した。いつもより多かったと思う。その量にN自身も、
N「いっぱい出たね〜。○○、感じてくれた?」
俺「Nさんを・・・いっぱい感じたよ。」
N「あたしも○○を感じた。久しぶりだったし・・・なんか身体がジンジンする。」
2人でそんな事を言いながら、後始末をした。時間を見ると、10時を回っていた。さすがに今日は帰らないと親からどやされるので、Nに帰る事を伝えると、
N「卒業まであと少しなんだから、もっと話したい。今日は帰らせない。」
そう言われた。俺も弱い人間なのでその言葉に負け、「電話貸して。友達の家に泊まるって伝えるから。」と言った。


結局親にはなんとか言い訳し、その日はNの家に泊まる事になった。
寝るまでの間、2人で色々話をした。二年の時はクラスが変わって淋しかっただの、三年の文化祭での出店で俺がクレープを必死になって作っていた表情が面白かっただの。
机の上に飾ってあった、一緒に写った写真を見ては、話が弾んだ。
Nとは一緒のベッドで寝た。以前ならNに抱かれる形だったが、今回は手を繋いで眠った。セミダブルのベッドだったので、中途半端に狭く感じたがNの体温が伝わってきて、幸せな気分で寝た。

翌朝は一緒に学校へ行き、それぞれ私用を済ませた。
行く途中にNから「他の4人に挨拶しておいで。そこでヤるなりなんなりあっても、あたしは構わないから。ただ、4人にそれぞれ挨拶して来なきゃ、後悔するよ。あんたの性格上、絶対後で悩むから。」と、言われた。


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【080704】最後の挨拶編

Nに言われた言葉がどうも気になった。絶対に後悔すると言われると、なにかしなくちゃいけないという焦りが芽生えた。
とにかく、一人一人と面と向かって話をしないといけないと思い、それぞれの携帯に公衆電話で電話した。恥ずかしながら、大学に入るまで携帯を持ってなかった。
4人には都合よく出てはもらえず、アポをとるのに半日費やした。残りの日は少ない。俺は最初にIに会うことにした。

比較的理解を示していたIとは、スムーズに話ができた。手に職をつけて、早めに結婚する事を考えていると話した。
しっかりした人生設計だった。「こんな女性と結婚する旦那さんは羨ましいな〜。俺なんかとは大違いだね。」と言うと、
I「大丈夫。あんたは健気っていうか、単純バカっていうか(笑)自分の思う事を一筋に進めば、なんとかなるよ。」
なんだか温かい感じがあった。励ましの言葉はたった一言だったが、凄く有り難かった。


次に話したのはAだった。Aは気難しい表情で、俺の話を聞いていた。元々俺が好きだった事があったので、どうしても俺の進路が納得できなかった。
A「○○の学力だったら、そのままウチの大学来れたのに。」
俺「僕が行きたい学部が無いよ。あっても県内に一つしか無いから、競争率高いでしょう。」
A「いやいや、ダブルスクールって知ってる?大学行って、さらに専門学校に行くことを言うんだけど。」
俺「知っているけど、家計が・・・授業料も俺のバイトだけじゃ無理じゃない?」
A「それでも足りないなら・・・私、風俗でバイトする。それくらいなんともない!」
俺「気持ちは有り難いけど・・・Aさんをそんなところに関わらせたくない。」
Aの思いが痛い程伝わってきた。自分を好きでいてくれたAが、風俗で働くことは嫌だった。俺はひたすらAに謝り、なんとか自分の意志をAに理解して貰った。


Aはようやく理解してくれた。俺も落ち着いた時、不意に言われた。
A「最後の思い出作りじゃないけど、私の家に来て欲しい。君が来たっていう思い出が欲しい。」
Aの真剣な言葉と表情に、ただ頷くしかなかった。そして、2人でAの家に行く事になった。

Aの家は、八階建てマンションの六階奥。お洒落なエントランスが印象的だった。俺と同じ一人っ子だったAの部屋は、女の子らしい感じの部屋だった。小綺麗で、ふわっといい香りがした。
部屋に着くと鞄を置き、ベッドに腰を下ろした。何をするのか分からずにいると、Aは突然俺に抱きついた。あまりの事に驚いて、そのまま2人でベッドに横になる形となった。
Aは俺の顔を見つめながら、今までの事を懐かしむように話し始めた。俺も相槌を打ちながら、話した。話し始めると、自然に2人で笑っていた。


話も三年まで来ると、話題が尽きてきた。何を話せばいいのか、考えていると
A「ねぇ、最後のお願い。抱き締めて。」
Aがそう言った。俺は「うん、分かった。」とそれだけ言うと、Aを抱き寄せて、しっかりと胸で抱いた。Aは顔を埋め、少し震えていた。声こそ出さなかったが、その息づかいで泣いていたのが分かる。震えが止まるまでの間、俺は黙ってAを抱き締めていた。
かれこれ3、40分経っただろうか、Aが顔をあげた。その目は真っ赤になっていた。笑いながら目をこすり、
A「ありがとう。」
とだけ言った。

結局エッチな事は何もなかった。でも、不思議な程、心が満たされた。
Aに見送られながら、マンションを出る。ある程度行ったところで振り返ると、まだAは見送っていた。手を振ると、それに応えて手を振ってくれた。
Aの香水が程よく香っていた。その香りを惜しみながら、家に帰った。


三人目はYだ。彼女の場合、Tと同じく怒っていたので、話の切り出しが難しかった。面と向かったその時でも、どう言って良いか分からなかった。
誰も居なくなった教室でYと話した。暗い感じで切り出すと後が続かないと思ったので、なるべく普通に話を始めた。
俺「呼び出しておいてなんなんだけど・・・やっぱり、卒業前にちゃんと話しがしたかったんだ。」
Y「話す事なんてある?あたしを散々抱いておいて、最後には捨てるんだろ?全く、いい御身分だよな?」
俺「確かにYさんを抱いたけど、捨てるっていう事じゃないよ。それぞれ別の道を歩むって事じゃないかな?」
Y「なんとでも言えるよな。所詮、都合のいい女だったってことだろ?」
俺「そんな事ないよ。」
Y「いや、お前は卑怯なところがある。言い訳してるだけだよ。」
やっぱりというか、Yはなかなか聞き入れてくれなかった。


どうしてもYは納得してくれない。むしろYは、無い物ねだりをする子供の様に、わがままを言い出した。
Y「○○と一緒に居たい。ご飯食べたり、セックスしたり。もっと時間が欲しい。」
確かに俺も同じ気持ちだった。時間が欲しかった。しかし、もう残りは少ない。正直、悩んだ。それでも彼女は続ける。
Y「あー、もうイライラする〜。マジでなんかムカつく。」
Yの言葉が癪に触った。無限ループの様に同じことを繰り返すYに、無言で近づいた。違う雰囲気にYは、
Y「何?なんかあるの?」
と、少しのけぞる感じで言った。
Y「だいたいお前の進路なんて、あたし(ry」
俺はキスして、Yの言葉を遮る。軽いものでは無く、舌を絡ませる激しいものだ。更にYが抵抗してもいいように、左手でYの後頭部を持ち、右手でおっぱいを掴んだ。
最初こそ驚きからか、身体が硬い感じがあった。しかし、次第に俺の舌を受け入れ、より激しいキスをした。


キスしているうちに我慢できなくなり、モノがカチカチになった。右手で握っていたYのおっぱいも、服の上からこねくり回した。
俺もYも鼻息が激しく、それでもそれぞれの舌を貪りあった。スーッと唇を離すと、お互いの頬に唾液が着いているのが分かる。
急にそんな事をしたので、Yも黙ってしまった。怒っていた表情も、落ち着いた感じになっていた。抑えきれなくなった俺はYをそのまま引っ張っていき、最初に使ったあの部屋に連れ込んだ。
相変わらずの人気の無さに感謝すると、鍵を内側から掛け、そのままYを後ろから抱いた。抱くというより、襲うという感じだった。
Yの尻の部分に股間を押し付けると、
Y「あっ・・・もう立ってる。種馬じゃん。」
そんな事を言われた。もうそんな事も気にせず、彼女の胸と股間を弄った。


ある程度Yの胸を揉んでいると、感じ始めたのか声が高くなってきた。
それを確認すると、俺はYのケツのところからスカートの中に顔を突っ込んだ。青いパンティをずり下げ、形の良いケツを剥き出しにする。ケツの谷間に舌を這わせると、
Y「やん、くすぐったい。ンーッ。」
と、声をあげる。さらに谷間を広げ、アナルを舐める。筋に沿って舐めていると、段々とケツを押し付けてきた。それが分かったので、穴を突っつく感じで舌を出してみた。
Y「アナルばっかり責めちゃ嫌。もっと違うところも〜。」
そんな懇願に応えるように、しっかりと前もまんべんなく舐めた。スカートの中からは表情が伺えないのが残念だ。Yの女の子らしい声を聞いていると我慢できなくなり、スカートの中から這い出た。
Y「それじゃあ、そろそろ・・・」
俺「うん、いくよ。」
その言葉と共に、バックからYを突き上げた。なかなかの締まり具合と、自慢の巨乳の揉み心地は、これまで以上に俺を興奮させた。


Yとのセックスでは、いろいろと試された。正常位、騎乗位、バック、立ちバック、駅弁・・・
今回のようにバックも胸が堪能出来るので好きだったが、一番は騎乗位だった。強気で主導権を握る彼女にぴったりだし、何より犯されている感覚が良かった。
しかし、この日だけは違った。最初で最後のY相手の責めというシチュエーションに、驚く程興奮していた。
俺「良いよ。凄く・・・熱いよ。」
Y「○○〜、もっと。もっと突いて。おっぱいも激しくして。」
多分こんなことをお互い言っていたと思う。それくらい夢中だった。じわじわと射精感が近づき、さらに激しく腰を動かす。
限界が近づいたので一気にモノを抜いた瞬間、イってしまった。そのままYの尻に出し尽くし、精液を塗りたくった。
Y「あ〜ぁ。勿体無いな。」
Yはそんな事を言いながら、恨めしそうに振り返った。


後始末の後、Yが話しかけてきた。
Y「ヤってもやっぱり、淋しさは消せないな。あんたが居なくなる事に、あたしは納得はできない。」
俺「そっか・・・」
半ば諦めていると、
Y「身体では満足できたから、あとは心だね。」
俺「は?奥さん、何を仰っていらっしゃるんですか?」
全く意味が分からなかった。心が満たされるって、個人で違う。何をされるのか考えていると、
Y「それじゃ行くよ。ついて来て。」
そのままYについて行くと、繁華街まで来た。手を繋いで歩いていると、アクセサリーを売っている露店で足が止まった。
Y「買って」
ただ一言だけ言うと、その中にあるシンプルな形の指輪を指した。値段はそこまでしなかったし、これでYが満足してくれるなら良いかと思った。
俺「すみません、コレ下さい。」
支払いを終えて指輪を受け取ると、Yに渡そうとした。


Y「チョイ待ち!あんたの手ではめてくれないかな?」
俺を制するように言った。まぁ良いかと思っていると、Yがスッと左手を出してきた。
指輪をどの指にはめるのか知らなかった俺は、薬指なら邪魔にならないと思い、はめた。
Y「ありがとう。大切にするから・・・○○だと思って。」
俺「こんなんで喜んでもらえるなら、嬉しいよ。」
そう言って、その日は途中まで一緒に帰った。その途中でも、Yは嬉しそうに指輪を見つめていた。シンプルすぎて、もう少し洒落たものが良いんじゃないかと思った。

左手薬指に指輪をする事が特別な事だと知ったのは、大学に入ってからだった。恥ずかしかった。


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